腰痛とピラティス
腰痛にも様々な原因がありますが、ピラティスの視点から見た腰痛の対策をいくつかまとめてみました。
『お腹のインナーマッスルである、腹横筋に対してアプローチが出来る』
お腹の筋肉はシックスパックと呼ばれる腹直筋、わき腹の筋肉である腹斜筋、そしてその奥にある腰周りをぐるっとコルセットを巻いたような腹横筋という筋肉に分けることが出来ます。
よく腰痛になると「腹筋や背筋をバランスよく鍛えなさい」というアドバイスを聞くかもしれませんが、この腹筋というのが、この「腹横筋」のことです。
腰周りのコルセットの役割をはたしてくれる腹横筋は、ピラティスの丁寧な呼吸でもその役割をより促されます。また腹横筋は美しい姿勢でいるために必要な筋肉の一つでもあります。
『背骨をひとつひとつ動かしていくことで背骨の柔軟性を向上させる』
ピラティスの大切にしている原則の一つに、「アーティキュレーション」背骨の動きを一つずつ細分化して動かしていくというものがあります。
このひとつずつ丁寧に動かしていくことで背骨の柔軟性が向上し、動きやすい身体を作ることができます。
『良い姿勢でいるということは筋肉がふわふわでやわらかい状態でいれる姿勢』
良い姿勢を作るときに無理をして作ってしまうと、どこかしらの筋肉が緊張します。
緊張すると筋肉が硬くなってしまい、血流が悪くなってしまい、痛みが発生します。
この良い姿勢でいるためにも、ピラティスやヨガなどのボディーワークが役に立ちます。
以上のような要素が含まれるため、ピラティスは腰痛解消に期待もできます。
また精神的なストレスからの解消も一つの解決法であったりもします。